従業員の声
「私が好きだからこそ届けたい」
自然の美味しさを伝えるiimonoで
食べる喜びを感じてほしい
株式会社オフレコ 白根瑞枝
iimono商品の販売を担当する株式会社オフレコの白根瑞枝さん。
営業からパッケージデザインの依頼まで、多くの業務をこなす原動力となっているのは、「自分がいいなと感じたものを売りたい」「好きな人に喜んでもらいたい」という気持ちです。ゼロから作り上げたブランドiimonoは、販売開始から数か月でファンを獲得し、多くの方から「美味しい」と言っていただけた経験を持っています。その喜びを胸に、白根さんは「健康のために摂る、自分自身を大切にできる商品」の魅力を世界に広めていきます。
約5か月間で1万5000個を販売、ゼロから作り上げた商品についたファン
実際にどういった業務を担当しているか教えてください。
株式会社オフレコのフーズ事業部で、iimono商品の販売を担当しています。
商品を置いてもらえるように営業を行ったり、パッケージデザインについてデザイナーさんと相談したり、資材に関する打ち合わせなど、販売前の業務はすべて担当しています。また、SNS運用も行っています。
前職が食品業界で、営業を個人・法人共に約10年経験していたため、個人的にはそれほど大変な感覚はありません。むしろ「もう少し営業に行かないと」という気持ちで、新規営業や手売りなども行っています。
まだ販売して間もないiimono商品ですが、どれくらい売れていますか?
「塩とみかんゼリー」はおかげさまで、2024年5月末から販売を開始し(約5か月間)、1万5000個以上を売り上げました。
米麹と米と水のみで作る「甘麹」は、約500食が出ています。また、その甘麹をベースにした「麹スムージー」も、30個セットを毎回購入してくださるお客様がいらっしゃいます。
プリンは8月末からの販売で、400個を売り切りました。
どのような方々に支持されているのでしょうか?
「塩とみかんゼリー」は味も良いですが、ゴルフ場で扱っていただいている他、甲子園出場校の野球部にも購入していただくなど、冷凍したものが熱中症対策として評価されています。また、車のエンジニアを抱える法人様が、3ヶ月で1000個購入してくださるなど、大変重宝されています。
他にもスポーツ関連では、力士さんにご愛飲いただき、大学の強豪ラグビーチームや大阪桐蔭高校の女子バスケットボール部、一部のプロ野球選手にも麹や塩とみかんゼリーを使用していただいています。
それは過去に手がけた仕事に比べても良い反応ですか?
前職では取引先が100社近くありましたが、iimonoは始まったばかりで知名度がない商品です。
誰もが知っているブランドではない中、ゼロから作り上げたものにファンがつき、「美味しい」と言っていただけるのは、すごいことだと実感しています。
自分が気に入っているからこそ売りたい“好きな人のためになれる商品”
iimonoの販売に関わるようになった経緯を教えてください。
もともと社長とは、前職で年に1~2回お会いする取引先の方でした。
その際、転職を繰り返していた私に「あなたは仕事ができるのにもったいない」と言っていただき、それが嬉しくて、「この会社でなら、自分にしかできないことが見つかるはず!」と思い、関わるようになりました。
実際に自分でiimono商品を食べて、どんな感想を持ちましたか?
全商品を自分で食べてみて、「めちゃくちゃ美味しい!」「これを売りたい!」と思いました。やはり「自分がいいな」と感じたものを売りたいし、「自分が気に入っているから売りたい」という気持ちが伝わらないといけません。その気持ちは前職から変わりません。
また、相手の営業担当が良い人であれば、「この人のためになりたい」という気持ちも生まれます。それが基盤にあるから、一目惚れした甘麹や、ゼリーもお届けしたいと思えるのです。
「塩とみかんゼリー」は青果として出荷されるはずが形が悪いなど、本来なら廃棄するものを二次加工していて、生産者にも喜ばれているので、自分の中で“好きな人のためになれる商品”であることは大きなポイントです。
他にも健康商品はたくさんありますが、その中でiimonoの強みはどこですか?
素材にこだわり抜いていることが最大の強みですね。
iimonoはプラントベース(植物性由来)で調味料不使用ですし、「塩とみかんゼリー」は化学製造ではなく、クリスマス島で海水を汲み上げ、天日と風だけで乾燥させて塩を作るため、ミネラルが豊富です。また、「オーツミルクプリン」は牛乳・卵不使用で、アレルギーの方でも楽しめます。そういった健康へのこだわりがあります。
生産者も同じ思いで、口にするものには添加物をなるべく使わず、体に良いものにこだわっています。作る側と売る側の気持ちが同じベクトルを向いていることは、大切だと思います。
自然そのものの美味しさを伝え、世界の人々の健康に貢献する商品に
今後の商品販売について、どのような展開を考えていますか?
ゴルフ場への導入数を増やしたり、麹は美容でも有名ですが、より多くのスポーツ選手に飲んでもらったり、運動後のリカバリーを強調して販売できれば良いですね。やり投で世界陸上出場経験のある宮下梨沙さんや、元やり投げのオリンピアン村上幸史さんにもご愛用いただいていますので、彼らを紹介しながら拡げていきたいです。
ご自身にとっての目標や今後の夢があれば教えてください。
ご縁があってゼロから始めた事業なので、将来的にはこの会社を大きくしたいと思っています。物を作る楽しさを感じたり、若い人が入りたいと思う企業にしたいです。
誰もが仕事で輝ける時があるはずで、私も営業で契約が取れず、落ち込んで辞めていくことが多かったです。そうした人でも、商品の企画や販売戦略の立案など、自分が輝ける場所を見つけられる企業にしたいと考えています。
iimonoが将来どのようなブランドになれば嬉しいですか?未来のビジョンを教えてください。
iimonoはこだわりの素材を使用し、自然そのものの美味しさを伝える食品ブランドです。
アレルギーがある方でも、牛乳・卵不使用の「オーツミルクプリン」でプリンの美味しさを知ってもらえることが嬉しいです。また、非加熱で生きた麹菌を摂取できる「甘麹」は、体のコンディション調整に役立つため、1ヶ月・半年後に良く眠れるようになったとか、疲れがとれやすくなったとか、身体が変化したなどと実感できると嬉しいです。
そんな風に健康のために摂る、“自分自身を大切にできるもの”として認知してもらえたら嬉しいです。
人生は一度きりですから、皆さんには自分の体をもっと大切にしてもらいたいと思います。製造メーカーさんも同じ気持ちで取り組んでいます。
海外は健康意識が高いですが、日本は先進国でありながら、摂取するものが本当に体に良いかを気にせず食べている状況があります。その中でiimonoが広まり、世界の人々の健康に貢献できればと願っています。
取材日:2024年10月25日